IT企業戦士BEC

さとは親戚。

KEX(仮想通貨取引所)で仮想通貨取引行う手順について~売却編

はじめに

目次やら最新情報やら注意書きを以下に整理しています。初めての方はご一読を。 bec-10.hatenablog.com

やりたいこと

  • KEXで、仮想通貨を売却してUSDTを得る
  • KEXで、USDTをもとに仮想通貨を購入する ※次回予定

前提条件

  • KEXのアカウントを作成済み
  • KEXのウォレットで、USDT以外の仮想通貨を所持している

前置き

  • ワタクシは証券取引等の経験も知識もないので、それに準じるチャートや売買の画面の見方や知識は間違っている可能性が高いです。鵜呑みにしない方が良いです
  • KEXの操作や取引方法については合っていると思います…

仮想通貨取引画面の見方

言い訳前置きは以上、早速いきましょう。ここでは、ETHを例にとって説明していきます。
画面上部にあるAccount Centerをクリックして個人資産画面に遷移し、TradeをクリックしてからUSDTTrading Areaを選択すると、以下のようなETHの仮想通貨取引画面へ遷移します。
f:id:bec_10:20180730225846j:plain

チャート画面

f:id:bec_10:20180730230408p:plain とてもそれっぽい画面が出てきました。
画面中央のそれっぽいのが、ETHのチャートです。
チャートの上部にあるINDICATORとかTOOLSとかの設定を弄ると、チャートの表示を変えることができます。よく分からないので説明は省略。取引を行うぶんには知らなくても問題ありません。

この画像だと、ETHのチャートであることが分かりにくいですね。どうやら、KEXの全てのweb画面で上部に表示される共通部分(Account Center等)が重なって見えているようです。画面を少しスクロールしてずらすと、以下のように、ちゃんとETHの文字やマークが出てきます。 f:id:bec_10:20180730231152p:plain 利用するブラウザや画面の大きさによって、このようなことが起きるみたいです。条件がよく分からない…。

画面左にある一覧には、取引が可能な全ての仮想通貨が表示されています。
現在の取引価格や、直近の値動きも一緒に表示されていますね。クリックすると、その仮想通貨のチャート画面(取引画面)に遷移します。

  • 今回は、個人資産画面からこの画面に遷移してきましたが、必ずしもそうする必要はないですよ、ということ
  • なんかRITっていう仮想通貨がすごい値上がりしてますね。値動きの単位(期間)が何なのか不明だけど

画面を下へスクロールしていくと、仮想通貨の取引の情報や入力項目が出てきます。

取引画面

f:id:bec_10:20180730233240p:plain 画面左には、取引所全体の直近の売買履歴が表示されています。
中国語なので読めませんが、緑色はETHの購入、赤色はETHの売却を示しています。Timeは取引時刻(日時表示なし?)、Priceは取引価格(単位はUSDT)、Trading Volumeは取引枚数、です。たぶん。

ETHのようなメジャーな仮想通貨は取引が活発なので、この一覧は絶え間なく更新され続けます。一方、滅多に取引が行われないマイナーな仮想通貨はピクリとも動かないこともあったり

画面右には、取引所全体の(おそらく)成立前の取引が表示されています。
上側の赤色は売却、下側の緑色は購入で、希望取引価格順に取引枚数とともに並んでいます。真ん中のLast Priceってのは…なんだろう、実際の相場価格?でしょうか。
自分が行った取引も、取引成立する前はこの一覧に並びます。そして、自分の取引希望価格がLast Priceに釣り合うと、取引成立となるようです。です。です…。

自分の感覚で説明しているので、間違っている可能性大。

画面中央では、実際に取引を行うための必要事項を入力します。
左側の緑色部分ではETHの購入を、右側の赤色部分ではETHの売却を行えます。表示や入力内容の詳細は後述。

画面中央下では、自分の取引履歴が表示されます。
画像では、まだ一度もETHの取引をしていないので空欄です。こちらも詳細は後述。

仮想通貨売却

今回の目的はETHを売却してUSDTを得ることなので、そのための情報や入力項目を上から順に確認していきます。赤色の売却の方ですね。
f:id:bec_10:20180801233819p:plain

【Availeble】
KEXのウォレットで自分が所持しているETHのうち、売却可能な総枚数です。個人資産画面で言うFree assetsのこと。
その横にある¥の数値は、それを現在のレートで人民元に換算した価格だと思われます。
※2018/8/6追記 すみません嘘でした。正しくは以下のPriceUSDTを参照。

【PriceUSDT】*入力必須
1ETHあたり何USDTで売却するか、という価格設定です。入力すると、入力欄の上にある¥の値も連動して変動し、人民元に単位変換されます。
デフォルトでは、この画面に遷移した時点での相場価格が表示されるようですが、自分で任意に決めて入力することも可能です。いわゆる指値取引とかいうやつ(知ったかぶり)。

  • デフォルト価格のままであれば、少し待てば取引成立することが多いでしょう。なるべく早く確実に取引成立させたい場合は、先に説明したLast Priceを下回る価格を指定すれば即決すると思います(で合ってる?)
  • KEXでは、日本の仮想通貨取引所でお馴染みの成行取引(相場に応じて取引価格が決まる取引)は扱っていないようです(確認中…)

【Ask QuantityETH】*入力必須
売却するETHの枚数です。Availebleの値を最大値として、自分で任意に入力可能です。
デフォルト表示を見る限り、小数点第4が最小入力単位でしょうか。仮想通貨の種類によっても変わりそうですが、自分で試せていないのでなんとも。

【0% 25% 50% 75% 100%】
ツマミを動かすと、Availebleの値を100%として、その割合に応じてAsk QuantityETHに値が自動入力されます。
所持枚数の割合で売却枚数を決めたいときに使うのでしょうね。あまりそういう決め方しなさそうですが。

【Amount】
この取引が成立した時に得られるUSDTの総枚数が自動計算されて表示されます。
計算式は単純に、PriceUSDT × Ask QuantityETH のはず。

ポイントは、やはりPriceUSDTでしょうか。基本的にはデフォルトのままで問題ないと思いますが、取引の目的に応じていろいろ値を変えてみるのがいいかと。 ということで、試しに以下のような取引を行ってみます。
f:id:bec_10:20180802002009p:plain

必須入力項目を埋めた後に、真っ赤なSellボタンをクリックすると、取引用パスワードの入力を求められます。 f:id:bec_10:20180802002223p:plain

セキュリティ設定にて登録した取引用パスワードを入力して、confirmボタンをクリックすると、取引開始です。

取引履歴

取引を行うと、同画面の下部に、以下のように取引履歴が新規追加されます。今回は売却を行いましたが、購入の場合もまとめてここに一覧表示されます。
f:id:bec_10:20180802003014p:plain

取引開始後に即決した場合は、デフォルト表示であるCurrent Entrustment(取引中)の一覧には何も追加されません。その場合は、History Entrustment(過去の履歴)を参照しましょう。

まずは、上部の表示について。
【Current Entrustment】
デフォルトで選択されています。いままさに取引中の一覧が表示されます。

History Entrustment】
こちらを選択すると、終了した過去の取引が一覧表示されます。取引成立だけでなく、取引キャンセルしたものなど全て。

【Cancel All】
これをクリックすると、取引中の取引が全てキャンセルされます。
クリックすると以下のような中国語の確認画面が出るので、确定を選択するとキャンセル実行です。パスワード等は求められません。
f:id:bec_10:20180807103606p:plain

いつまで待っても取引成立しなさそうだと感じた場合は、とっととキャンセルして、取引価格を変更して再度取引するのがよいでしょう。

続いて、下部の取引情報詳細について。
【Time】
取引の開始時刻です。
取引のステータスが変わっても、表示されるのはあくまで開始時刻のままのようです。紛らわしいな。

【Type】
Sell(売却)かBuy(購入)のいずれかです。

【Price】【Quantity】
見たままなので説明省略。

【Status】
取引の状態です。自分が確認できたのは3種類、Not Concluded(取引中)、Concluded completely(取引成立)、Canceled(取引キャンセル)です。

【Operation】
クリックすると取引の操作を行えます。取引中のみ表示される項目です。
画像だとWithdrawになっていますが、クリックするとどうなるんだろ。取引キャンセルして代わりに他のウォレットに送金するんでしょうか? だれかおせーて。
※2018/8/7追記 Withdrawをクリックすると、その取引をキャンセルできます。パスワード入力もなく即キャンセルされるので注意。Withdrawの他に何があるかは不明…。

取引成立まで

画面の見方については、以上で終わりです。ということで、取引成立するまで気長に待ちましょうか。
ちなみに、この時点で個人資産画面のETHの項目を見てみると、以下のようになっています。取引したETHがFrozen扱いになっていますね。
f:id:bec_10:20180802002920p:plain

待つこと5分…。まだ取引中のまま。
f:id:bec_10:20180802010154j:plain

画面右の成立前取引一覧を見てみると、自分の取引がSell1として表示されていることが分かります。自分の取引が成立に一番近いようなのですが、なかなかLast Priceの値が近寄ってくれず…。
無事に取引成立したのは、なんだかんだで1時間後でした。History Entrustment(過去の履歴)は以下の通り。 f:id:bec_10:20180802011021p:plain

ちょっと長引きすぎましたね…待っている間はドキドキ心臓に悪いのなんの。このブログ記事用のネタ集めでもあったので、いつまでも成立しなかったらどうしようかと。
最後に、個人資産画面を再度確認して、ETHが減ってUSDTが増えているかを見てみましょう。 f:id:bec_10:20180802011429p:plain

バッチリですね!! これにて仮想通貨取引は完了。

終わりに

  • 次は、さらっと購入について触れる予定。その次は、外部ウォレットへの送金かな
  • KEXは取引所というより交換所としての利用目的が大きいので、成行取引ができないのは面倒ですね

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