KEX(仮想通貨取引所)の本人確認について
はじめに
目次やら最新情報やら注意書きを以下に整理しています。初めての方はご一読を。 bec-10.hatenablog.com
やりたいこと
- KEXで本人確認を行う
前提条件
- KEXのアカウントを作成済み
- 有効期限切れしていない運転免許証を取得している
→パスポートでも問題ないと思います。自分では試していませんが - 各種セキュリティ設定の目的や概要を理解している。本記事は以下の続編です
KEX(仮想通貨取引所)のセキュリティ設定について - IT企業戦士BEC
なんで本人確認が必要なの??
KEXから外部ウォレットへ仮想通貨を送金するために必要だからです。
…というのを知らなくて、いざ送金しようと思ったらエラーくらってしまい、それで初めて気づきました。本人確認を済ませないことには、いくら取引を行ってもKEXの外に仮想通貨を持ち出せないので、必須作業と言えるでしょう。うん、気付くの遅かったね…。
本人確認の申請
まずは、User Centerをクリックして個人画面へ。
メールアドレス認証などのセキュリティ設定が全て済んでいれば、以下のような表示となっているかと思います。
画面の下部のReal-name Authenticationという箇所、未設定を示す赤い!マークが表示されているのが、本人確認です。
Real Name Authentication
右側に表示されているTwo level Certificationをクリックして、登録作業を行いましょう。以下のような画面が出てきます。
【Real Name】
本名を入力します。日本人ならば、ローマ字表記でしょうか。
姓名の順序はどっちでも良いと思います。自分は 名姓 で申請を上げました。
【Upload the photo of your ID card】【Upload the photo of your passport】
それぞれ、Upload Fileボタンをクリックして、本人確認がとれる証書の写真(画像ファイル)をアップロードします。
英語で色々と脚注ついていますが、日本の運転免許証でOKでした。「自分の顔&運転免許証の表側が一緒に写っている写真」「自分の顔&運転免許証の裏側が一緒に写っている写真」の2つの写真(画像ファイル)を用意しましょう。注意点は以下の通り。
- 顔がはっきりと映っていること
- 背景が白いこと(顔と背景が混同しないこと)
- 運転免許証の文字が鮮明に映っていること
- 運転免許証の文字が左右反転していないこと
→スマホの自撮りだと、左右反転したまんまの写真になることがあるので - アップロードする写真(画像ファイル)は、ファイルサイズは500KB以下を目安に
→ファイルサイズ制限に関する記載は見当たらないのですが、大きすぎても何なので
運転免許証ではなくパスポートを用いる場合は、顔写真や有効期限のページと、住所や電話番号のページの、2つがあれば良いと思います(たぶん)。写真(画像ファイル)を用意する上での注意点は同上。
- パスポートや運転免許証で問題ないというのは、さる筋で入手したKEXの公式サポートからの正式回答です
- 英語の脚注を読むと、IDカードやら6字の数字やらの単語が出てきますが、ここではスルーして良さそうです
- 運転免許証だと、姓名は漢字表記だけでローマ字表記ないですよね。どうやってReal Nameが正しいかを確認するんだろ…
ここまで入力および画像アップロードすると、以下のような感じに。
あとは、下にあるチェックボックスに✔して利用規約に合意し、Submitをクリックすれば、申請完了です。利用規約は必要に応じて確認してくださいね。
以下のような確認画面が出て…。
個人画面に戻ります。Verification Pendingの文字通り、申請の承認待ちの状態です。まだこの段階では、赤い!マークのままですね。
申請内容の確認は、KEXのスタッフが目視で実施するようなので、承認完了までは時間がかかります。
一度申請を行うと、この画面からは申請内容の変更やキャンセルは行えません。そのような操作が必要な場合は、サポートに直接連絡する必要がありそう。
数時間ほど経ってから確認したら、申請が承認されていました。ちゃんと緑の✔マークがついていますね。これにて本人確認は完了です。
今回は、平日の昼頃に申請して、承認までおそらく3~4時間かかりました。夜間や休日に申請した場合、もっと時間がかかると思われます。
Video Authentication
…なんか、いきなり新しい項目がしれっと追加されていますね。
調べたところ、これはビデオ認証と呼ばれるもので、web電話を用いてKEXのオペレータと直接会話を行うという高レベルの審査となっています。
ただ、ビデオ認証は必須ではなく、KEX側からの依頼に応じて実施するもののようです。普通に取引を行うぶんには、特に縁がないかと。
短期間に多額の取引を行ったり、セキュリティ違反をしていたり、アカウント乗っ取りと疑わしい行為をしたりした場合にビデオ認証が要求されるらしいです。健全に仮想通貨取引が行われているかの確認行為なので、もしビデオ認証を求められたら、素直に応じましょう。後ろめたいことがないなら。
終わりに
- パスポートでも免許証でも、個人情報を海外のwebサイトに登録するのはちょっと躊躇われますね
キーワード
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